『鋼鉄都市』(こうてつとし、The Caves of Steel)は、アイザック・アシモフのSF小説、推理小説。 1953年にアメリカのSF雑誌「ギャラクシー」に連載され、1954年に刊行された。 アシモフ最初のロボット長編であり代表作のひとつ。「ロボット工学三原則」の盲点を突いたSFミステリの傑作として名高い。 また、鋼鉄都市という殻の中に閉じこもっていた人類が再び宇宙に旅立っていこうとするビジョンが描かれている。 続編として『はだかの太陽』『夜明けのロボット』があり、更に『ロボットと帝国』においてアシモフのもう一つの代表作であるファウンデーションシリーズとの融合が図られている。