鉄道郵便局(てつどうゆうびんきょく)とは、鉄道郵便を取り扱うためにかつて郵政省に存在した郵便局の一種である。 引受した郵便物を列車に連結した郵便車で運送、区分していた。1970年代以降、自動車、航空機による輸送に押され、1984年2月に取扱便、車内継走区分が廃止、1986年9月に護送便も廃止、廃局となった(通称59.2システムという)。その殆どは各地域区分局に吸収されたが、一部は輸送郵便局として存続したものもあった(青森西郵便局・長野東郵便局・新大阪郵便局を参照)。鉄道郵便局は特殊かつ過酷な作業環境におかれており、その鉄道局での経験と精神を称して「鉄郵魂」とも言われる。