鉄筋コンクリート構造(てっきんコンクリートこうぞう、英語: Reinforced-Concrete, 略称: RC構造, RC造)とは、鉄筋コンクリートを用いた建築の構造もしくは工法である。ジョゼフ・モニエが発明し、パリの再開発に貢献した。20世紀に世界で実用化された。日本では関東大震災の経験から広く使用されるようになった。 大別して、柱と梁で構成するラーメン構造と、壁面と床版など平面的な構造材で構成する壁式構造の二つがある。実務上は、低層建物の場合、これらを組み合わせた壁式ラーメン構造である事も多い。以前は高層ビルといえば鉄骨鉄筋コンクリート造であったが、技術の進化により、高強度コンクリートを使用した純粋な鉄筋コンクリート構造での高層ビルも多い。