鈴木 ナカ(すずき ナカ、1846年〈弘化3年〉6月19日 - 1905年〈明治38年〉10月14日)は、日本の実業家。食品企業である味の素株式会社の創業者及び初代社長である二代目鈴木三郎助、2代目社長の鈴木忠治の母。ナカ自身は、味の素の創業に直接は関与していないが、ナカが家業復興のために興したヨード(ヨウ素)盛業は、間接的ながらうま味調味料「味の素」の開発に貢献した。味の素株式会社では「真の創業者」とされている。また夫を喪った後のナカの子供たちへの教育も、実業家としての三郎助と忠治に大きな影響を与えた。