鈴ヶ森おはる殺し事件(すずがもりおはるごろしじけん)とは、1915年(大正4年)4月30日に鈴ヶ森刑場跡で発生した殺人事件。被害者の愛人が容疑者として逮捕されたが、真犯人が名乗り出た。大正時代を代表する冤罪事件でもある。また名乗り出た真犯人に対しても、一度は証拠不十分で無罪判決が言い渡されたにもかかわらず、被告側が有罪を主張して控訴するという珍事となり、話題になった。