金拍車の戦い(きんはくしゃのたたかい、フランス語: Bataille des éperons d'or)は、1302年7月11日にコルトレイクにおいてフランドル(蘭:フランデレン、英:フランダース)の都市連合軍がフランス軍を破った戦い。フランス王フィリップ4世がフランドルを併合しようとした1297年から1314年まで続いたの中で起きた。戦場に騎士の象徴とされた金拍車が多く残されたため、この名がついた。地名を取ってコルトレイクの戦い(フランス語:クールトレの戦い:Bataille de Courtrai)ともいう。 ベルギーでは、フランドルの独立を守った戦いとして記憶されており、祝日になっている。戦史的には中世ヨーロッパにおいて市民中心の歩兵軍が、初めて重装騎兵である騎士軍を破った戦いとして知られている。