鄭 衆(てい しゅう、? - 83年)は、後漢初期の儒学者・政治家。字は仲師。古文の経典を学び、とくに『周礼』の注釈で知られる。 大司農の官にのぼったために鄭司農とも呼ばれる。また、鄭玄に対して鄭衆を先鄭、鄭玄を後鄭と呼ぶこともあるが、鄭衆と鄭玄が同族というわけではない。有名な宦官の鄭衆とも関係はない。