那羅延天(ならえんてん, नारायण、Nārāyaṇa)はバラモン教・ヒンドゥー教の神ヴィシュヌが、仏教に取り入れられ護法善神とされたもの。「那羅延」とはヴィシュヌの異名「ナーラーヤナ」の音写。ヴィシュヌの音写として毘瑟笯(びしぬ)、毘紐(びちゅう、びにゅう)、毘紐天(びちゅうてん、びにゅうてん)とも記述される。