遼東省(りょうとう-しょう)は第二次国共内戦期に中国共産党が設置した中国共産党革命根拠地(解放区)であり、中華人民共和国建国後も行政区域として短い期間ではあるが存続しその省政府は行政を行った。本省は先行して成立していた革命根拠地(解放区)の遼寧省及び安東省が1949年(民国38年)4月21日に合併して成立した。中華人民共和国建国後数年を経た1954年6月19日に遼西省と合併して現在の遼寧省が成立し遼東省は廃止された。 ここでは前身の革命拠点としての遼寧省及び安東省についても述べる。