遮断周波数(しゃだんしゅうはすう)またはカットオフ周波数(英: Cutoff frequency)とは、物理学や電気工学におけるシステム応答の限界であり、それを超える周波数を持つ入力エネルギーは減衰または反射する。典型例として次のような定義がある。 * 電子回路の遮断周波数: その周波数を越えると(あるいは下回ると)回路の利得が通常値の 3 dB 低下する値。 * 導波管で伝送可能な最低周波数(あるいは最大波長)。 遮断周波数は、プラズマ振動にもあり、場の量子論における繰り込みに関連した概念にも用いられる。