道火桿(みちびざお 英: Linstock)は、火の付いた火縄を保持するため、片側が叉状になった棒。linstockとはオランダ語のlontstok(直訳すると「火縄桿」)に由来する。道火桿は、砲兵が初期の大砲を発射するために使用された。道火桿を使うことで、砲手が大砲から離れて安全に点火できるようになった。 それまでは火の付いた火縄を砲手が自分の手で砲尾のタッチホールに差し込んで発射していた。このやり方では、点火された発射薬の火が飛び散ったり、発射時の反動で後退する大砲に巻き込まれるといった危険があった。

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  • 道火桿(みちびざお 英: Linstock)は、火の付いた火縄を保持するため、片側が叉状になった棒。linstockとはオランダ語のlontstok(直訳すると「火縄桿」)に由来する。道火桿は、砲兵が初期の大砲を発射するために使用された。道火桿を使うことで、砲手が大砲から離れて安全に点火できるようになった。 それまでは火の付いた火縄を砲手が自分の手で砲尾のタッチホールに差し込んで発射していた。このやり方では、点火された発射薬の火が飛び散ったり、発射時の反動で後退する大砲に巻き込まれるといった危険があった。 (ja)
  • 道火桿(みちびざお 英: Linstock)は、火の付いた火縄を保持するため、片側が叉状になった棒。linstockとはオランダ語のlontstok(直訳すると「火縄桿」)に由来する。道火桿は、砲兵が初期の大砲を発射するために使用された。道火桿を使うことで、砲手が大砲から離れて安全に点火できるようになった。 それまでは火の付いた火縄を砲手が自分の手で砲尾のタッチホールに差し込んで発射していた。このやり方では、点火された発射薬の火が飛び散ったり、発射時の反動で後退する大砲に巻き込まれるといった危険があった。 (ja)
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