連語(れんご、英: Collocation)とは、一般に、複数の単語からなるが、まとまった形で単語と同様に用いられる言語表現をいう。言語学ではいくつかの異なる意味で用いられる用語である。 1. * 広い意味では慣用句も含まれるが、通常は文脈によらず一定の意味を持つ一連の語を「慣用句」と呼び、それ以外の文法的機能などを示すものを「連語」と呼ぶ。たとえば次のような例がある。 2. * 日本語 3. * てはならない・なければならない 4. * ことができる 5. * かもしれない 6. * に違いない 7. * によって 8. * における 9. * のために 10. * 英語 11. * be going to(近接未来) 12. * out of「から外へ」 13. * not…any longer「もう…ない」 14. * for the sake of「のために」 15. * 16. * コーパス言語学では、有意に高い確率で共起する語の組み合わせを「連語」という。これには(1)の意味の「連語」や一部の慣用句などを含みうるが、別の概念である。 * 17. * ソヴィエト・ロシア言語学でいうсловосочетание(語結合)の訳語として「連語」を用いることがある。

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  • 連語(れんご、英: Collocation)とは、一般に、複数の単語からなるが、まとまった形で単語と同様に用いられる言語表現をいう。言語学ではいくつかの異なる意味で用いられる用語である。 1. * 広い意味では慣用句も含まれるが、通常は文脈によらず一定の意味を持つ一連の語を「慣用句」と呼び、それ以外の文法的機能などを示すものを「連語」と呼ぶ。たとえば次のような例がある。 2. * 日本語 3. * てはならない・なければならない 4. * ことができる 5. * かもしれない 6. * に違いない 7. * によって 8. * における 9. * のために 10. * 英語 11. * be going to(近接未来) 12. * out of「から外へ」 13. * not…any longer「もう…ない」 14. * for the sake of「のために」 15. * 16. * コーパス言語学では、有意に高い確率で共起する語の組み合わせを「連語」という。これには(1)の意味の「連語」や一部の慣用句などを含みうるが、別の概念である。 * 17. * ソヴィエト・ロシア言語学でいうсловосочетание(語結合)の訳語として「連語」を用いることがある。 (ja)
  • 連語(れんご、英: Collocation)とは、一般に、複数の単語からなるが、まとまった形で単語と同様に用いられる言語表現をいう。言語学ではいくつかの異なる意味で用いられる用語である。 1. * 広い意味では慣用句も含まれるが、通常は文脈によらず一定の意味を持つ一連の語を「慣用句」と呼び、それ以外の文法的機能などを示すものを「連語」と呼ぶ。たとえば次のような例がある。 2. * 日本語 3. * てはならない・なければならない 4. * ことができる 5. * かもしれない 6. * に違いない 7. * によって 8. * における 9. * のために 10. * 英語 11. * be going to(近接未来) 12. * out of「から外へ」 13. * not…any longer「もう…ない」 14. * for the sake of「のために」 15. * 16. * コーパス言語学では、有意に高い確率で共起する語の組み合わせを「連語」という。これには(1)の意味の「連語」や一部の慣用句などを含みうるが、別の概念である。 * 17. * ソヴィエト・ロシア言語学でいうсловосочетание(語結合)の訳語として「連語」を用いることがある。 (ja)
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  • 連語(れんご、英: Collocation)とは、一般に、複数の単語からなるが、まとまった形で単語と同様に用いられる言語表現をいう。言語学ではいくつかの異なる意味で用いられる用語である。 1. * 広い意味では慣用句も含まれるが、通常は文脈によらず一定の意味を持つ一連の語を「慣用句」と呼び、それ以外の文法的機能などを示すものを「連語」と呼ぶ。たとえば次のような例がある。 2. * 日本語 3. * てはならない・なければならない 4. * ことができる 5. * かもしれない 6. * に違いない 7. * によって 8. * における 9. * のために 10. * 英語 11. * be going to(近接未来) 12. * out of「から外へ」 13. * not…any longer「もう…ない」 14. * for the sake of「のために」 15. * 16. * コーパス言語学では、有意に高い確率で共起する語の組み合わせを「連語」という。これには(1)の意味の「連語」や一部の慣用句などを含みうるが、別の概念である。 * 17. * ソヴィエト・ロシア言語学でいうсловосочетание(語結合)の訳語として「連語」を用いることがある。 (ja)
  • 連語(れんご、英: Collocation)とは、一般に、複数の単語からなるが、まとまった形で単語と同様に用いられる言語表現をいう。言語学ではいくつかの異なる意味で用いられる用語である。 1. * 広い意味では慣用句も含まれるが、通常は文脈によらず一定の意味を持つ一連の語を「慣用句」と呼び、それ以外の文法的機能などを示すものを「連語」と呼ぶ。たとえば次のような例がある。 2. * 日本語 3. * てはならない・なければならない 4. * ことができる 5. * かもしれない 6. * に違いない 7. * によって 8. * における 9. * のために 10. * 英語 11. * be going to(近接未来) 12. * out of「から外へ」 13. * not…any longer「もう…ない」 14. * for the sake of「のために」 15. * 16. * コーパス言語学では、有意に高い確率で共起する語の組み合わせを「連語」という。これには(1)の意味の「連語」や一部の慣用句などを含みうるが、別の概念である。 * 17. * ソヴィエト・ロシア言語学でいうсловосочетание(語結合)の訳語として「連語」を用いることがある。 (ja)
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  • 連語 (ja)
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