『転校生』(てんこうせい)は、1982年(昭和57年)に公開された日本映画。大林宣彦監督による山中恒の児童文学『おれがあいつであいつがおれで』の最初の映画化作品で、広島・尾道を舞台に身体が入れ替わってしまった男女の中学生を描いた青春映画。主演は尾美としのりと小林聡美。『時をかける少女』、『さびしんぼう』と並ぶ「尾道三部作」の第1作。公開時の併映は『オン・ザ・ロード』。 2009年『キネマ旬報』「オールタイム・ベスト映画遺産200(日本映画編)」〈日本映画史上ベストテン〉106位、『キネマ旬報』2019年1月上旬号「1980年代日本映画ベスト・テン」第7位。 2007年(平成19年)『転校生-さよなら あなた-』と題し、長野を舞台に蓮佛美沙子主演で大林監督がセルフリメイクした。 ロケを行った土地にちなみ、1982年版を「尾道転校生」、2007年版を「長野転校生」と呼び分ける向きもある。