『豚と軍艦』(ぶたとぐんかん)は、1961年公開の日本映画。モノクロ、日活スコープ(2.35:1)、108分。制作・配給:日活。監督:今村昌平。脚本:山内久。主演:長門裕之・吉村実子。第12回ブルーリボン賞作品賞受賞。第34回キネマ旬報ベスト・テン日本映画7位選出。 在日米軍基地の町・横須賀市を舞台に、ヤクザ組織の横暴や、兵士たちの欲求を受け止めることで生き抜く女たちといった戦後日本の現実を、養豚の飼育係に任じられたチンピラとその恋人の目を通じて寓意的に描く。