豊ヶ丘(とよがおか)は、東京都多摩市の地名。現行行政地名は豊ヶ丘一丁目から豊ヶ丘六丁目。郵便番号は206-0031。 旧南多摩郡多摩村大字落合の純農村、小字豊ヶ岡(今とおかの文字が異なる)付近にあった南北に延びる二つの谷戸筋に囲まれた丘陵地の山林が、多摩ニュータウンの第8住区として旧住都公団が開発主体となり造成された。旧谷戸筋は幹線道路の配道筋として利用され、これら道路に囲まれた区域が新生豊ヶ丘になっている。街全体としては南部方面ほど標高が高くなるが、反面北部に部分的に標高の高い旧来からの山間地形が残っている。多摩ニュータウンの中心「多摩センター地区」に包含されており、多くの公園、緑地帯や歩行者専用道路が配置され、従前の団地よりも住宅の棟間隔が広めに設定されているため、ゆとりのある美しい街並みを形成している。1976年(昭和51年)の多摩ニュータウン第2次入居時に入居開始。