西美濃三十三霊場(にしみのさんじゅうさんれいじょう)は、大垣市を中心とする美濃国西美濃一帯に広がる巡礼地。 江戸時代に開場され、多くの札所が大垣藩内寺院から選ばれた。明治時代初めに札所寺院の一部が廃寺になるなどして一時衰退する。近年は見直され、多くの参拝者が巡礼する。 各霊場で参拝者は願を護摩木に書き入れ、法燈でたかれる柴火(さいか)の中に護摩木が入れられ、願望が成就されるという(護摩供)。