西武311系電車(せいぶ311けいでんしゃ)は、かつて西武鉄道に在籍した通勤形電車。第二次世界大戦中の空襲等によって被災した車体長17 m級の国電各形式を戦後日本国有鉄道(国鉄)より払い下げを受けて復旧の上で導入された車両と、国鉄払い下げの木造車の台枠を流用して前述戦災復旧車グループとほぼ同一の車体を新製した車両に大別され、終戦後間もない1946年(昭和21年)から1953年(昭和28年)にかけて増備が行われた。 本項では、国鉄より前述戦災復旧車グループの種車の一形式であったモハ50形電車の後身であるクモハ11形電車400番台の払い下げを受け、1959年(昭和34年)から1965年(昭和40年)にかけて導入した371系電車についても併せて記述する。 なお、本項においては戦災被災車および事故車の払い下げを受けて導入した車両について「復旧車グループ」と、木造車の台枠を流用して車体を新製した車両は「鋼体化車グループ」とそれぞれ表記する。また本項における車両番号(以下「車番」)の奇数・偶数の扱いについては、車番末尾が奇数の車両を「奇数車」・偶数の車両を「偶数車」と記述するとともに、飯能・西武新宿方に運転台を有する車両を「奇数向き(車両)」、池袋・本川越方に運転台を有する車両を「偶数向き(車両)」と記述する。

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  • 西武311系電車(せいぶ311けいでんしゃ)は、かつて西武鉄道に在籍した通勤形電車。第二次世界大戦中の空襲等によって被災した車体長17 m級の国電各形式を戦後日本国有鉄道(国鉄)より払い下げを受けて復旧の上で導入された車両と、国鉄払い下げの木造車の台枠を流用して前述戦災復旧車グループとほぼ同一の車体を新製した車両に大別され、終戦後間もない1946年(昭和21年)から1953年(昭和28年)にかけて増備が行われた。 本項では、国鉄より前述戦災復旧車グループの種車の一形式であったモハ50形電車の後身であるクモハ11形電車400番台の払い下げを受け、1959年(昭和34年)から1965年(昭和40年)にかけて導入した371系電車についても併せて記述する。 なお、本項においては戦災被災車および事故車の払い下げを受けて導入した車両について「復旧車グループ」と、木造車の台枠を流用して車体を新製した車両は「鋼体化車グループ」とそれぞれ表記する。また本項における車両番号(以下「車番」)の奇数・偶数の扱いについては、車番末尾が奇数の車両を「奇数車」・偶数の車両を「偶数車」と記述するとともに、飯能・西武新宿方に運転台を有する車両を「奇数向き(車両)」、池袋・本川越方に運転台を有する車両を「偶数向き(車両)」と記述する。 (ja)
  • 西武311系電車(せいぶ311けいでんしゃ)は、かつて西武鉄道に在籍した通勤形電車。第二次世界大戦中の空襲等によって被災した車体長17 m級の国電各形式を戦後日本国有鉄道(国鉄)より払い下げを受けて復旧の上で導入された車両と、国鉄払い下げの木造車の台枠を流用して前述戦災復旧車グループとほぼ同一の車体を新製した車両に大別され、終戦後間もない1946年(昭和21年)から1953年(昭和28年)にかけて増備が行われた。 本項では、国鉄より前述戦災復旧車グループの種車の一形式であったモハ50形電車の後身であるクモハ11形電車400番台の払い下げを受け、1959年(昭和34年)から1965年(昭和40年)にかけて導入した371系電車についても併せて記述する。 なお、本項においては戦災被災車および事故車の払い下げを受けて導入した車両について「復旧車グループ」と、木造車の台枠を流用して車体を新製した車両は「鋼体化車グループ」とそれぞれ表記する。また本項における車両番号(以下「車番」)の奇数・偶数の扱いについては、車番末尾が奇数の車両を「奇数車」・偶数の車両を「偶数車」と記述するとともに、飯能・西武新宿方に運転台を有する車両を「奇数向き(車両)」、池袋・本川越方に運転台を有する車両を「偶数向き(車両)」と記述する。 (ja)
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  • 各数値は311系モハ320 - 324 (ja)
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  • 電空カム軸式抵抗制御、直並列組合せ制御及び弱界磁制御 (ja)
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  • (元西武371系クモハ371・1998年8月) (ja)
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  • 直流1,500 V(架空電車線方式) (ja)
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  • 西武311系電車(せいぶ311けいでんしゃ)は、かつて西武鉄道に在籍した通勤形電車。第二次世界大戦中の空襲等によって被災した車体長17 m級の国電各形式を戦後日本国有鉄道(国鉄)より払い下げを受けて復旧の上で導入された車両と、国鉄払い下げの木造車の台枠を流用して前述戦災復旧車グループとほぼ同一の車体を新製した車両に大別され、終戦後間もない1946年(昭和21年)から1953年(昭和28年)にかけて増備が行われた。 本項では、国鉄より前述戦災復旧車グループの種車の一形式であったモハ50形電車の後身であるクモハ11形電車400番台の払い下げを受け、1959年(昭和34年)から1965年(昭和40年)にかけて導入した371系電車についても併せて記述する。 なお、本項においては戦災被災車および事故車の払い下げを受けて導入した車両について「復旧車グループ」と、木造車の台枠を流用して車体を新製した車両は「鋼体化車グループ」とそれぞれ表記する。また本項における車両番号(以下「車番」)の奇数・偶数の扱いについては、車番末尾が奇数の車両を「奇数車」・偶数の車両を「偶数車」と記述するとともに、飯能・西武新宿方に運転台を有する車両を「奇数向き(車両)」、池袋・本川越方に運転台を有する車両を「偶数向き(車両)」と記述する。 (ja)
  • 西武311系電車(せいぶ311けいでんしゃ)は、かつて西武鉄道に在籍した通勤形電車。第二次世界大戦中の空襲等によって被災した車体長17 m級の国電各形式を戦後日本国有鉄道(国鉄)より払い下げを受けて復旧の上で導入された車両と、国鉄払い下げの木造車の台枠を流用して前述戦災復旧車グループとほぼ同一の車体を新製した車両に大別され、終戦後間もない1946年(昭和21年)から1953年(昭和28年)にかけて増備が行われた。 本項では、国鉄より前述戦災復旧車グループの種車の一形式であったモハ50形電車の後身であるクモハ11形電車400番台の払い下げを受け、1959年(昭和34年)から1965年(昭和40年)にかけて導入した371系電車についても併せて記述する。 なお、本項においては戦災被災車および事故車の払い下げを受けて導入した車両について「復旧車グループ」と、木造車の台枠を流用して車体を新製した車両は「鋼体化車グループ」とそれぞれ表記する。また本項における車両番号(以下「車番」)の奇数・偶数の扱いについては、車番末尾が奇数の車両を「奇数車」・偶数の車両を「偶数車」と記述するとともに、飯能・西武新宿方に運転台を有する車両を「奇数向き(車両)」、池袋・本川越方に運転台を有する車両を「偶数向き(車両)」と記述する。 (ja)
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  • 西武311系電車 (ja)
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  • 西武311系電車371系電車 (ja)
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