『血と砂』(ちとすな、原題:Blood and Sand)は、1941年のアメリカ映画。恋愛映画。 ビセンテ・ブラスコ・イバニェス原作のを原作とする。この小説は1922年、ハリウッドで"Blood and Sand"(日本語題名はそのまま『血と砂』)としてルドルフ・ヴァレンティノ主演で最初に映画化された。2度目の映画化となる今回は、大プロデューサーとして知られたダリル・F・ザナックがプロデュース、ルーベン・マムーリアンが監督し、配給は20世紀フォックス社であった。なお劇中の挿入歌「愛のロマンス」は、ナルシソ・イエペスによって「禁じられた遊び」と曲名を変えてリメイクされた。また、音楽の一部は、ペレス・プラードによって「」として編曲された。また、出演者の一人であるリタ・ヘイワースにとっては、本作が初めてのカラー映画出演作である。