薬種商の館 金岡邸(やくしゅしょうのやかた かなおかてい)、通称金岡邸は、富山県富山市新庄町にある邸宅・資料館。江戸末期に薬種商で財を成した金剛寺屋又右衛門を祖とし、2代目の当主である初代金岡又左衛門以下、代々富山県の実業界に重きをなしてきた金岡家の旧邸である。母屋・新屋・土蔵・塀および門は、国の登録有形文化財に登録されている。 現在は富山の売薬業を中心とした薬業資料を保存・展示する資料館となり、富山市宮尾の「豪農の館 内山邸」とともに富山県民会館の分館として一般に開放されている。資料館の正式名称は「富山県民会館分館 薬種商の館 金岡邸」。