『薔薇の名前』(ばらのなまえ、イタリア語原題:Il Nome della Rosa イル・ノーメ・デッラ・ローザ)は、ウンベルト・エーコが1980年に発表した小説。1327年、教皇ヨハネス22世時代の北イタリアのカトリック修道院を舞台に起きる怪事件の謎をフランシスコ会修道士バスカヴィルのウィリアムとベネディクト会の見習修道士メルクのアドソが解き明かしていく。 全世界で5500万部を超える世界的なベストセラーとなり、1986年には映画化(西独、伊、仏)された。詳しくは薔薇の名前 (映画)を参照。また、2019年3月にはイタリアでテレビドラマも放送されている(全8回)。