蕭 淵明(しょう えんめい、? - 556年)は、南朝梁の皇帝。『梁書』では歴代皇帝の伝である本紀は立てられていない。皇帝としての諡号は閔帝(びんてい)であるが、北斉より贈られたものであることから、即位前の爵位より貞陽侯と呼ぶことも多い。唐代に編纂された史書「南史」では、高祖李淵の諱である「淵」の字を取って諱を単に「明」と表記されている。