菱形三十面体(りょうけいさんじゅうめんたい、英: rhombic triacontahedron)とは、カタランの立体の一種で、二十・十二面体の双対多面体である。また、ゾーン多面体、等面菱形多面体の一種でもある。正十二面体または正二十面体の各面の中心を持ち上げ、隣り合う三角形同士が同一平面上となるようにした形にもなっている。 全ての目が同じ条件であるため、三十面のサイコロには最もよく使われている。 一部の菱形10枚を抜くことにより菱形二十面体が生成される。