草木塔(そうもくとう)とは、草木に感謝し、その成長を願って建立されたと伝えられる石碑のこと。1772年(安永元年)に米沢藩の江戸屋敷が焼失、その再建のために山形県米沢市大字入田沢字塩地平の山林の木々が伐採され、1780年(安永9年)の4月17日にも、現在の米沢市粡町・銅屋町・立町などで大火があり、その復興のために大量の材木が伐採されたことに対する感謝の念が、建立するきっかけになったと推定されている。