若柳流(わかやぎりゅう)は、日本舞踊の流派のひとつである。 手振りの多いことが特徴で、品のある舞踊と評される。1895年に若柳吉松(後の初代若柳壽童)により創流され、柳橋をはじめ花街に一大勢力を築き、壽童の後を継いだ初代若柳吉蔵によって日本全国に勢力を広め、今日では日本舞踊における5大流派のひとつとして数えられる。 分家独立や勢力争いなどが元で、数多くの分派が存在している。