『花鏡』(かきょう)は、清代初期の康煕27年(1688年)に刊行された園芸書。園芸植物の栽培法を述べた実践的な書物としては中国最初のものとされる。中国では『花鏡』、日本では『秘伝花鏡』と称することが多い。著者名は従来、版本にしたがって陳淏子と記されてきたが、近年、陳淏という本名が明らかになったため、中国ではこれを用いる例も出てきている。