自由韓国党(じゆうかんこくとう)は、かつて存在した韓国の保守政党。1997年11月21日にハンナラ党(朝鮮語: 한나라당)として結成され、2012年2月13日にセヌリ党(朝鮮語: 새누리당)、2017年2月8日に自由韓国党(朝鮮語: 자유한국당)へ党名を改称した。 韓国の政治において保守派の本流を為す政党であり、金泳三政権末期(1997年11月 - 1998年2月)と李明博政権・朴槿恵政権(2008年2月 - 2017年3月)の与党であった。また国会においては、結党時点と第18代・第19代総選挙の結果で第一党、第17代・第20代総選挙の結果で第二党になり、一貫して国会における一大勢力となっていた。 2016年4月の第20代総選挙で国会第一党の座を共に民主党へ明け渡すと、次いで行われた2017年5月の大統領選挙でも敗北し、金大中政権・盧武鉉政権(1998年2月 - 2008年2月)以来となる野党転落を迎えた。その為、2020年4月実施予定の第21代総選挙で先ずは共に民主党から第一党の座を奪還すべく、未来韓国党を分党した上で2020年2月17日に他の保守系政党と合同して未来統合党(みらいとうごうとう)を結成、同年9月2日には党名を国民の力(こくみんのちから)に改めた。