臨済院(りんざいいん)は、1701年から明治時代まで、陸奥国宮城郡芋沢村吉成(現在の宮城県仙台市青葉区臨済院)にあった黄檗宗の寺院である。山号は河北山。江戸時代には仙台の黄檗宗の有力寺院であったが、明治時代に廃寺になった。境内の建物としては弁財天堂だけが残り、「臨済院地内弁財天堂並びに堂地」の名称で仙台市の有形文化財に指定されている。 ここでは、町丁としての仙台市青葉区臨済院についても併せて記述する(詳細はを参照)。