臀肉事件(でんにくじけん)、あるいは野口男三郎事件(のぐちおさぶろうじけん)とは、1902年(明治35年)3月27日、東京府東京市麹町区下二番町(現在の東京都千代田区二番町)で発生した、少年が何者かに殺され尻の肉を切り取られた未解決殺人事件である。野口男三郎はこの少年殺害と他2件(義兄の野口寧斎殺害、薬局主人殺害)の容疑者で、裁判の結果、少年と義兄殺しについては証拠不十分で無罪とされたが、薬局主人殺し(及び文書偽造)で有罪となり、死刑に処された。