肥前石(ひぜんせき、 hizenite-(Y))は2013年に発表された日本産新鉱物で、九州大学に所属する鉱物学者のとにより、佐賀県唐津市の玄武岩から発見された。 化学組成はCa2Y6(CO3)11•14H2Oで、斜方晶系。含まれる希土類元素がイットリウムを主としていることから、学名には -(Y) を付けることが決められている。発見地域の古い地名から命名された。