『肝盗村鬼譚』(きもとりむらきたん)は、朝松健による日本のホラー小説・クトゥルフ神話。1996年に角川ホラー文庫から刊行された。 母方の祖父から聞いた実話にヒントを得て、1972年、作者が高校生のときに仮題『肝盗村の怪』として書き始め、翌年に完成した『肝盗村鬼譚』短編67枚が原型である。この作品は1976年にラヴクラフティアン協会の会誌『Le Sombre Royaume』創刊号として発表された。後に全面改稿・増補加筆したものが『幻影城』第3回新人賞において、応募総数282編のうち30編に入っている。1995年末に病を患い、回復後の翌年7月から書き始め、12月に刊行された。 東雅夫は「作家・朝松健の原点とも言うべき長編で、北海道の寒村を舞台に、オカルト・ジャパネスク世界と神話大系を過激に融合させた意欲作」と解説する。 作者の前作『』と設定が繋がっている。また他作品にも見られる立川流の要素が描かれている。

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  • 『肝盗村鬼譚』(きもとりむらきたん)は、朝松健による日本のホラー小説・クトゥルフ神話。1996年に角川ホラー文庫から刊行された。 母方の祖父から聞いた実話にヒントを得て、1972年、作者が高校生のときに仮題『肝盗村の怪』として書き始め、翌年に完成した『肝盗村鬼譚』短編67枚が原型である。この作品は1976年にラヴクラフティアン協会の会誌『Le Sombre Royaume』創刊号として発表された。後に全面改稿・増補加筆したものが『幻影城』第3回新人賞において、応募総数282編のうち30編に入っている。1995年末に病を患い、回復後の翌年7月から書き始め、12月に刊行された。 東雅夫は「作家・朝松健の原点とも言うべき長編で、北海道の寒村を舞台に、オカルト・ジャパネスク世界と神話大系を過激に融合させた意欲作」と解説する。 作者の前作『』と設定が繋がっている。また他作品にも見られる立川流の要素が描かれている。 (ja)
  • 『肝盗村鬼譚』(きもとりむらきたん)は、朝松健による日本のホラー小説・クトゥルフ神話。1996年に角川ホラー文庫から刊行された。 母方の祖父から聞いた実話にヒントを得て、1972年、作者が高校生のときに仮題『肝盗村の怪』として書き始め、翌年に完成した『肝盗村鬼譚』短編67枚が原型である。この作品は1976年にラヴクラフティアン協会の会誌『Le Sombre Royaume』創刊号として発表された。後に全面改稿・増補加筆したものが『幻影城』第3回新人賞において、応募総数282編のうち30編に入っている。1995年末に病を患い、回復後の翌年7月から書き始め、12月に刊行された。 東雅夫は「作家・朝松健の原点とも言うべき長編で、北海道の寒村を舞台に、オカルト・ジャパネスク世界と神話大系を過激に融合させた意欲作」と解説する。 作者の前作『』と設定が繋がっている。また他作品にも見られる立川流の要素が描かれている。 (ja)
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  • 『肝盗村鬼譚』(きもとりむらきたん)は、朝松健による日本のホラー小説・クトゥルフ神話。1996年に角川ホラー文庫から刊行された。 母方の祖父から聞いた実話にヒントを得て、1972年、作者が高校生のときに仮題『肝盗村の怪』として書き始め、翌年に完成した『肝盗村鬼譚』短編67枚が原型である。この作品は1976年にラヴクラフティアン協会の会誌『Le Sombre Royaume』創刊号として発表された。後に全面改稿・増補加筆したものが『幻影城』第3回新人賞において、応募総数282編のうち30編に入っている。1995年末に病を患い、回復後の翌年7月から書き始め、12月に刊行された。 東雅夫は「作家・朝松健の原点とも言うべき長編で、北海道の寒村を舞台に、オカルト・ジャパネスク世界と神話大系を過激に融合させた意欲作」と解説する。 作者の前作『』と設定が繋がっている。また他作品にも見られる立川流の要素が描かれている。 (ja)
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