肖柏本源氏物語(しょうはくほんげんじものがたり)とは、室町時代後期の連歌師牡丹花肖柏(嘉吉3年(1443年) - 大永7年4月4日(1527年5月4日))の筆と伝えられる源氏物語の写本である。肖柏の筆と伝えられる源氏物語の写本は断片的なものや取り合わせ本の中に含まれるものも含めるといくつか存在するが、通常「肖柏本(源氏物語)」と呼ばれるのは校異源氏物語及び源氏物語大成校異編に採用された、現在天理大学天理図書館に所蔵されている54帖の揃い本をいう。