聖母マリアへの信心業(せいぼマリアへのしんじんぎょう、英: Marian devotions、聖母への信心)とは、キリスト教におけるイエスの母・マリアに対して行われるもので、「信心業」とは一般概念として、個人の信仰などを祈りによって表す行いを言う。これらの聖母マリアに対する祈り・行いは、聖母マリアに神への執り成しを求めて行われるとされる。聖母マリアへの信心業は数多くあり、ロザリオの祈りは最もポピュラーなものの一つで、その他にも、聖体訪問、十字架の道行き、 数日間に及ぶ祈祷をするノベナや、ローマ教皇によるマリア像への戴冠の儀式、東方教会によるイコンへの崇敬、また、祈りの業を伴わないが、スカプラリオを身に着けたり、「」を整備維持することなどが挙げられる。