『老人Z』(ろうじんゼット)は、1991年9月14日に公開された日本のオリジナルアニメ映画。原作は大友克洋。大友と江口寿史がコンビを組み、大友がメカニックデザイン、江口がキャラクターデザインを担当。今敏が美術設定を担当した。監督は北久保弘之。 高齢化社会と介護問題といった老人問題、そして人間の尊厳と夫婦愛・家族愛をテーマに制作されたSFアニメ作品で、重くなりがちなテーマがコメディタッチでテンポよく描かれている。 予告編は全編が文字で音声は太鼓の音のみ、内容は「いいわけ」というものだった。細部の修正は公開には間に合わず、ビデオ化・DVD化・リマスター版発売の際に修正されている。