羽書(はがき)とは、近世の伊勢国において民間が発行した紙幣の1種。慶長15年(1610年)に伊勢山田で発行された山田羽書(やまだはがき)は現存最古であり、日本最古の紙幣とする説もある。世界初の紙幣の宋代に鉄銭の預り証として発行された交子に次いで古い紙幣とされる。