『緑茶夢』(グリーン・ティー・ドリーム)は、森脇真末味による日本の読み切り連作の漫画作品。小学館『プチコミック』1979年12月号から1981年2月号にかけて掲載された。 作者の代表的読みきりシリーズにして出世作。アマチュアバンド、スランを中心とした青春群像劇。ただし、第一話である表題作は、ロックミュージシャンのたまり場になっている喫茶店、「茶嘆」(さたん)のマスターに憧れる少女、尚子の物語であり、スランは登場していない。第二話『ドラムス』より、尚子のボーイフレンドである八角(やすみ)の目を通して、スランのボーカル、安部弘の姿が描かれ、ついで第三話『四月の雨』では、そのスランのメンバーに参加した水野雅子の視点から安部の姿が描写された。以後のストーリーは安部を中心としたものになった。連載終了からしばらくたってから別の雑誌に掲載された番外篇も、安部弘が中心の話である。作者の言によると、『緑茶夢』は第一作で完結しており、『ドラムス』以降の物語が一つの話として繋がっているとのこと。 なお、尚子と八角、仲尾は作者の次作で、初の本格的長篇連載である『おんなのこ物語』にも登場する。 『緑茶夢』というタイトルであるが、作者自身は「りょくちゃむ」と読んでおり、読者の中でも「みどりちゃむ」とか「ぐりんちゃむ」という風に、かなり好きな風に呼ばれているらしい。

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  • 『緑茶夢』(グリーン・ティー・ドリーム)は、森脇真末味による日本の読み切り連作の漫画作品。小学館『プチコミック』1979年12月号から1981年2月号にかけて掲載された。 作者の代表的読みきりシリーズにして出世作。アマチュアバンド、スランを中心とした青春群像劇。ただし、第一話である表題作は、ロックミュージシャンのたまり場になっている喫茶店、「茶嘆」(さたん)のマスターに憧れる少女、尚子の物語であり、スランは登場していない。第二話『ドラムス』より、尚子のボーイフレンドである八角(やすみ)の目を通して、スランのボーカル、安部弘の姿が描かれ、ついで第三話『四月の雨』では、そのスランのメンバーに参加した水野雅子の視点から安部の姿が描写された。以後のストーリーは安部を中心としたものになった。連載終了からしばらくたってから別の雑誌に掲載された番外篇も、安部弘が中心の話である。作者の言によると、『緑茶夢』は第一作で完結しており、『ドラムス』以降の物語が一つの話として繋がっているとのこと。 なお、尚子と八角、仲尾は作者の次作で、初の本格的長篇連載である『おんなのこ物語』にも登場する。 『緑茶夢』というタイトルであるが、作者自身は「りょくちゃむ」と読んでおり、読者の中でも「みどりちゃむ」とか「ぐりんちゃむ」という風に、かなり好きな風に呼ばれているらしい。 (ja)
  • 『緑茶夢』(グリーン・ティー・ドリーム)は、森脇真末味による日本の読み切り連作の漫画作品。小学館『プチコミック』1979年12月号から1981年2月号にかけて掲載された。 作者の代表的読みきりシリーズにして出世作。アマチュアバンド、スランを中心とした青春群像劇。ただし、第一話である表題作は、ロックミュージシャンのたまり場になっている喫茶店、「茶嘆」(さたん)のマスターに憧れる少女、尚子の物語であり、スランは登場していない。第二話『ドラムス』より、尚子のボーイフレンドである八角(やすみ)の目を通して、スランのボーカル、安部弘の姿が描かれ、ついで第三話『四月の雨』では、そのスランのメンバーに参加した水野雅子の視点から安部の姿が描写された。以後のストーリーは安部を中心としたものになった。連載終了からしばらくたってから別の雑誌に掲載された番外篇も、安部弘が中心の話である。作者の言によると、『緑茶夢』は第一作で完結しており、『ドラムス』以降の物語が一つの話として繋がっているとのこと。 なお、尚子と八角、仲尾は作者の次作で、初の本格的長篇連載である『おんなのこ物語』にも登場する。 『緑茶夢』というタイトルであるが、作者自身は「りょくちゃむ」と読んでおり、読者の中でも「みどりちゃむ」とか「ぐりんちゃむ」という風に、かなり好きな風に呼ばれているらしい。 (ja)
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  • 『緑茶夢』(グリーン・ティー・ドリーム)は、森脇真末味による日本の読み切り連作の漫画作品。小学館『プチコミック』1979年12月号から1981年2月号にかけて掲載された。 作者の代表的読みきりシリーズにして出世作。アマチュアバンド、スランを中心とした青春群像劇。ただし、第一話である表題作は、ロックミュージシャンのたまり場になっている喫茶店、「茶嘆」(さたん)のマスターに憧れる少女、尚子の物語であり、スランは登場していない。第二話『ドラムス』より、尚子のボーイフレンドである八角(やすみ)の目を通して、スランのボーカル、安部弘の姿が描かれ、ついで第三話『四月の雨』では、そのスランのメンバーに参加した水野雅子の視点から安部の姿が描写された。以後のストーリーは安部を中心としたものになった。連載終了からしばらくたってから別の雑誌に掲載された番外篇も、安部弘が中心の話である。作者の言によると、『緑茶夢』は第一作で完結しており、『ドラムス』以降の物語が一つの話として繋がっているとのこと。 なお、尚子と八角、仲尾は作者の次作で、初の本格的長篇連載である『おんなのこ物語』にも登場する。 『緑茶夢』というタイトルであるが、作者自身は「りょくちゃむ」と読んでおり、読者の中でも「みどりちゃむ」とか「ぐりんちゃむ」という風に、かなり好きな風に呼ばれているらしい。 (ja)
  • 『緑茶夢』(グリーン・ティー・ドリーム)は、森脇真末味による日本の読み切り連作の漫画作品。小学館『プチコミック』1979年12月号から1981年2月号にかけて掲載された。 作者の代表的読みきりシリーズにして出世作。アマチュアバンド、スランを中心とした青春群像劇。ただし、第一話である表題作は、ロックミュージシャンのたまり場になっている喫茶店、「茶嘆」(さたん)のマスターに憧れる少女、尚子の物語であり、スランは登場していない。第二話『ドラムス』より、尚子のボーイフレンドである八角(やすみ)の目を通して、スランのボーカル、安部弘の姿が描かれ、ついで第三話『四月の雨』では、そのスランのメンバーに参加した水野雅子の視点から安部の姿が描写された。以後のストーリーは安部を中心としたものになった。連載終了からしばらくたってから別の雑誌に掲載された番外篇も、安部弘が中心の話である。作者の言によると、『緑茶夢』は第一作で完結しており、『ドラムス』以降の物語が一つの話として繋がっているとのこと。 なお、尚子と八角、仲尾は作者の次作で、初の本格的長篇連載である『おんなのこ物語』にも登場する。 『緑茶夢』というタイトルであるが、作者自身は「りょくちゃむ」と読んでおり、読者の中でも「みどりちゃむ」とか「ぐりんちゃむ」という風に、かなり好きな風に呼ばれているらしい。 (ja)
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