『緋色の街/スカーレット・ストリート』(ひいろのまち、Scarlet Street)は1945年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はフリッツ・ラング、出演はエドワード・G・ロビンソンとジョーン・ベネットなど。の小説『La Chienne』およびそれを元にしたの同名舞台劇を原作としたジャン・ルノワール監督のフランス映画『牝犬』(1931年)のリメイク。フリッツ・ラング監督が女優ジョーン・ベネットと彼女の当時の夫で映画プロデューサーであるウォルター・ウェンジャーと共に設立した独立映画会社ダイアナ・プロが製作した第1回作品である。 日本では長く劇場未公開だったが、2012年9月22日から東京ので開催された「フィルム・ノワールの世界」において『スカーレット・ストリート』の邦題で上映された。 フリッツ・ラング監督が本作の前年に発表した『飾窓の女』とメインキャストが同じであり、姉妹編とされている。