給事中(きゅうじちゅう)は、中国の官職名。 前漢においては、大夫、博士、議郎などに他の官職に加えて任官される加官であった。顧問応対を職とし、位は中常侍に次いだ。 後漢では廃止されたが、魏になって再び置かれ、晋以降においても存続した。 『旧唐書』職官志によれば門下省に属する正五品の清官で定員4名であった。