細川政権(ほそかわせいけん)は、明応2年(1493年)から天文18年(1549年)まで存在した、日本の戦国時代における武家政権である。この時期に足利将軍の権威は弱体化していた室町幕府で、細川氏宗家の京兆家当主が管領を独占して実権を握っており、足利将軍を推戴(ときには対立)しつつも実質的に政権を担った。細川京兆家による専制であることから「京兆専制」とも呼称される。