紅白(こうはく)は、ニシキゴイの品種の1つである。白色の体に緋色の斑点を持つ。大正三色、昭和三色とともに「御三家」と称される。 紅白は、観賞用のコイとして最も早くから養殖が始まったものの1つと考えられている。1888年(明治21年)に、広井国蔵という人物が、赤い頭のメスのコイを自身が飼っていた桜柄のオスのコイと掛け合わせ、現在の全ての系統(友右衛門、仙助、弥五左衛門、万蔵)の先祖となっている五助を作った。今日では、友右衛門(ともいん)と弥五左衛門(やごぜん)の2つが、現在の日本の紅白の主要な血統となっている。