篠原のキンメイチク(しのはらのキンメイチク)は、石川県加賀市篠原町(旧江沼郡篠原村)にある国の天然記念物に指定された竹藪である。 キンメイチク(金明竹)とは、マダケ(真竹)の突然変異によって出来たタケで、当指定地は極めて小規模ではあるもの、国の天然記念物に指定されたキンメイチクの中では(福岡県朝倉市)と並び最も古い指定時期となる1927年(昭和2年)4月8日に国の天然記念物に指定されており、当地の地区名「金明地区」や当地区に所在する小学校である加賀市立金明小学校の校名の由来にもなっている。一時期は絶滅したと思われたが、植物学者や関係者の尽力により回復した。