第51次長期滞在(だい51じちょうきたいざい、2017年4月 - 6月)は、51回目の国際宇宙ステーションでの長期滞在であり、2017年4月10日の出発で始まり、2017年6月2日にソユーズMS-03が出発するまで継続した。ペギー・ウィットソン、オレッグ・ノヴィツキーおよびトマ・ペスケは第50次長期滞在から移行し、ペギー・ウィットソンが船長の任務を引き継いだ。ウィットソンは、以前の第16次長期滞在時も含めて、2回のISS長期滞在の指揮をとった初めての女性となった。 2017年にロシア人宇宙飛行士の人数削減が決定されたことから、ソユーズMS-04は2名の宇宙飛行士だけを載せて2017年4月20日に打ち上げられ、第51次長期滞在の乗組員は5名となった。第51次長期滞在から第52次長期滞在への指揮権の移行は2017年6月1日に行われた。公式には、第51次長期滞在は2017年6月2日 10:47 UTCのソユーズMS-03のドッキング解除で終了したことになっている。