第3回スーパーボウル(Super Bowl III)は1969年1月12日にフロリダ州マイアミのマイアミ・オレンジボウルで開催されたアメリカンフットボールの試合。NFLとAFLの1968年のレギュラーシーズン、プレーオフを勝ち上がったボルチモア・コルツとニューヨーク・ジェッツがチャンピオンシップを争った。 この試合はアメリカのプロスポーツ史上最も大番狂わせの1つとして知られておりAFLのジェッツがNFLのコルツを16-7で破りAFL勢として初勝利をあげた。 過去2回の大会は「AFL-NFLワールドチャンピオンシップゲーム」が正式名称であったが、今大会よりAFL創設者でカンザスシティ・チーフスオーナーでもあったラマー・ハントの発案による「スーパーボウル」が正式名称となった。 それまで3年間に渡ってAFLとNFLの統合に向けて話し合いが進んでいたが過去2回のスーパーボウルでAFLのチームが大差で敗れていた。この試合でパス28回中17回成功、206ヤードを稼いだジョー・ネイマスがタッチダウンパスこそあげなかったもののMVPに選ばれた。 AFLとNFLの統合後、コルツ、ジェッツは共にAFCに加入したので、どちらかのチームがNFCに移動することがない限り、今後両チームがスーパーボウルで対戦することはない。