笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)は、兵法三十六計の第十計にあたる戦術。読み下し「笑裏(しょうり)に刀(かたな)を蔵(かく)す」である。中国の諺の「」と同意。 敵を攻撃する前段階として、まずは友好的に接近したり講和停戦して慢心させる作戦を指す。 『孫子』「行軍篇」は「謙虚な言葉遣いでありながら軍備を増しているものは、進撃するつもりである。突然に講和を申し込んでくるものは、謀略である」と言う。