竹本対馬太夫(たけもとつしまだゆう)は、浄瑠璃の名跡。江戸時代後期より三代を数える。對馬太夫や津島太夫とも表記する。竹本綱太夫系と竹本染太夫系でそれぞれ「対馬太夫」を名乗った太夫があり、竹本綱太夫系初代対馬太夫の門弟が、それぞれを先師とし、三代目竹本対馬太夫を名乗った。