積乱雲(せきらんうん、英語: cumulonimbus cloud)とは、強い上昇気流の影響で鉛直方向へ発達し、雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような、巨大な雲のことである。積乱雲の鉛直方向の大きさは雲の種類の中でも最大であり、雲底から雲頂までの高さは12,000 メートルを超えることもある。また、他に雷雲(らいうん/かみなりぐも)、入道雲(にゅうどうぐも)などの言い方がある。国際雲図帳における10種類の基本雲形の1つに数えられる。積乱雲は、積雲と共に対流雲に分類され、ラテン語学術名は「cumulus」(積雲)と「nimbus」(乱雲)を組み合わせた「Cumulonimbus」(キュムロニンバス)で、略号はCbである。