神楽座(かぐらざ)は、かつて存在した日本の映画館である。成立年代は不明であるが三重県飯南郡松阪町(現在の同県松阪市)に存在した「愛宕座」を1897年(明治30年)に69番地に移転、「神楽座」と改称したのが起源であり、当初は歌舞伎を上演できる芝居小屋であった。1921年(大正10年)に映画館に業態を変更、このころ10代であった小津安二郎が熱心に通ったことで知られる。旧漢字表示神樂座。