「石の舟に乗った魔女」(いしのふねののったまじょ、アイスランド語: Skessan á steinnökkvanum、'石舟の女巨人')は、ヨウン・アウルトナソン が収集したアイスランド民話(1864年刊行)。 アンドルー・ラング編の話集『きいろの童話集』(1894年)に所収、本編の邦訳はその重訳である。 物語の悪役は"魔女"と邦訳されているが、原題にあるskessaは、"女巨人"の意で、文中では"女トロル"とも呼ばれ、三つ頭の巨人が兄弟であるとも明かされる。この女トロルが姿をかえてシグルズル新王の王妃になりすまし、本物の王妃は幽閉されてしまう。