『真夜中のパン屋さん』(まよなかのパンやさん)は、2011年からポプラ文庫にて発行されている大沼紀子による日本の小説シリーズ。イラスト担当は山中ヒコ。児童書レーベルのポプラキミノベルで復刊している。こちらのイラストは木屋町。略称はまよパン。 営業時間が午後11時から午前5時までという変わったパン屋「ブランジェリークレバヤシ」を舞台にした小説。ジャンルとしては、文芸作品にライトノベルの技法を取り入れて描くキャラクター小説になる。ライトなイメージのタイトルだが、内容はシリアスで重いテーマを扱っており、それを個性的なキャラクターたちのユニークな交流に乗せて描かれていることにより温もりのある作品に仕上がっている。 2012年には「『真夜中のパン屋さん』ディスプレイコンクール」が開催され、書店員たちの支持もあり、第3巻までで累計90万部のベストセラーになった。2013年4月にNHK BSプレミアムでテレビドラマ化されている。