百鬼夜講化物語(ひゃっきやこう-ばけものがたり)は、1785年(天明5年)伊勢屋治助(いせ治)あるいは村田屋次郎兵衛(栄邑堂)から出版された江戸の草双紙(黄表紙に属する)である。妖怪を主題として描いており、半丁ごとに1体の妖怪の絵と名前、戯文調のせりふや本文が書き込まれている。版面の中心にあたる柱には「いきやう」という題が書かれている。