琵琶湖総合開発事業(びわこそうごうかいはつじぎょう)とは、1972年に制定された琵琶湖総合開発特別措置法に基づき1972年から1997年にかけて琵琶湖の水資源開発と治水、地域の社会基盤整備を目的として行われた開発事業である。一般的に「琵琶湖総合開発」と呼ばれており、総事業費は約1兆9000億円。琵琶湖の水資源開発は淀川水系全体の総合的な水資源開発の一端を担うものであるため、琵琶湖開発事業は近畿地方の地域振興政策にも大きな影響を及ぼした。